サルスベリ(百日紅)の剪定

2016.11.30 19:48|季節の花
この時期、庭木街路樹などあちこちで剪定風景をみかけます。


一般的には、秋~冬は庭木剪定時期です。

いつも通るこの道、ここのサルスベリも剪定を終え、休眠期に入ったようです。

サルスベリの剪定瘤仕立て

(「瘤(コブ)仕立て」のサルスベリ)




サルスベリ(百日紅)の剪定

サルスベリの剪定は、秋以降 11月から~遅くても3月頃までに行います。


ここのサルスベリは、瘤(こぶ)が目立っていますね。同じ位置で剪定が繰り返された様子です。

サルスベリの剪定2度切り


(ばっさりと枝を短く切り詰められたサルスベリ)

コブになるのを避けるには、枝の付け根の少し上で剪定するとその部分から新しい枝が伸びてきます。



剪定による瘤(こぶ)は、切り落とししても大丈夫です。目立ってきたら何年かに一度、瘤(こぶ)を落とす「強剪定」を行います。

強剪定をするのは1月か2月の厳冬期(げんとうき)が良いです。



サルスベリの自然な樹形
サルスベリ(百日紅)は、幹や枝の曲線が美しい木です。

(左、公園街路樹など限られた場所では同じ位置で剪定を行い、その年に伸びた枝の先に花を咲かせます)
 (右、庭園や神社・寺院など、大きく育てられる場所では、自然樹形に仕立てることが多いです)

サルスベリの樹形


サルスベリを自然な樹形で育てる場合は、古枝や不必要な枝だけを切る「枝抜き剪定」をします。
(瘤(こぶ)を付けない自然樹形に仕立てます。)


すでに、瘤(こぶ)が出来てしまい、これから自然樹形で育て直す場合は、少々根気が要りますが、まずはこぶを切り、その後の剪定は古枝や混み過ぎている枝、不必要な枝を切る程度の「枝抜き剪定」をしていきます。
3年~5年もすれば自然美が漂う樹形になっていきます。


サルスベリの剪定、花付きが悪くなった・・・、
 枝先いっぱいに花を咲かせたい、サルスベリの剪定2度切り、 を見る

詳しくはこちら



サルスベリは成長すると10mにもなります。
山崎造園では、高所や傾斜作業の剪定も行っております。
庭木の剪定に慣れていない方が脚立で枝を切るのはとても危険です。専門業者にお任せください。


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テーマ:樹木・花木
ジャンル:趣味・実用

タグ:兵庫県宍粟剪定庭木公園街路樹

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兵庫県宍粟市にある老舗造園業の「山崎造園」です。
庭木の手入れ・剪定・植栽1本から対応しております!エクステリア外構工事、造園土木工事はもちろん、坪庭や茶室の庭園、空き家・空き地の庭管理、倒木や枯れ木の撤去や移植、建物周囲の垣根・庭工事・増改築、庭のタイル磨き、季節の花の入れなどお気軽にご相談ください。

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