日本唯一の大工道具の博物館、竹中大工道具館に行ってみました。
行くきっかけになったのが、神戸新聞の記事でした。
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世界的旅行サイトで人気全国2位『竹中大工道具館』
(2018/8/25 11:40神戸新聞NEXT)

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201808/0011575978.shtml
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この博物館は、もともとあった中山手(神戸市中央区)から移転して、現在の場所にリニューアルオープンしたそうです。
新神戸駅から徒歩約3分。

1(博物館入口)
森のような木々に包まれた一帯が目に入りました。
2(館内入口)
ゆるやかなカーブのアプローチです。

ガラス張りの近代的な外観と木の温かみが融合した立派な建物です。

3(一枚板の重厚な入口の扉)
外国人の方々が次々に来られていました。
4(建物の軒(のき))
入口の大きな木製の扉も素敵でしたが、出入りする方が興味深く見入っていたのは、屋根から垂れ下がった鎖 (くさり) のようにつながっている樋(とい)でした。

※これは鎖樋(くさりどい)といいます。
簡単に言うと、屋根に流れる雨水を集めて地上に導く垂直の仕掛けです。
近代的なデザインの中に、和の風情を感じました。
5(鎖 (くさり) からの雨水の受け皿)
水はねを防ぐ石と、鎖 (くさり) から流れるしずくの音も楽しめました。

6(木の香りが漂う館内、展示スペース)

館内の撮影もOKで自由に撮っていいそうです。 SNS・ブログへの投稿も許可をいただきました。
地上1階、地下2階は、大工道具や構造展示物スペースです。

7(道具の展示)
道具の形やサイズが、こんなにも種類があることに驚きでした。

8(巨大な鉋(かんな)と鉋くず)
中国とヨーロッパの大工道具が展示されていました。
柔らかい木を使う日本と、硬い木を使う海外では大工道具の形も使い方も違うと解説がありました。
9(伐採の道具と切り口の展示)

その他にも、実物大の茶室の模型がありました。
骨組みだけの茶室の中に入って中の構造も見れました!!
奥のコーナーでは 北山杉の展示もありました。
数寄屋大工の技、数寄屋造りの行程をくわしくみることができました。
「台杉」についての解説も興味深かったです。
10(和の伝統美を感じさせる茶室と中庭)


敷地内にある茶室「一滴庵(いってきあん)」は、数寄屋大工による設計施工の茶室だそうです。


茶室の庭には、必ず手洗いとして使う手水鉢があります。

11(1階ロビーの展示室から見える茶室)
今回は、茶室見学できませんでした。(一般特別公開は、春と秋にあるそうです。)
12(本館の奥 休憩スペースに向かう通路と坪庭)

お庭を眺めながらちょっと一息。

伝統を受け継ぐ確かな技術と感性。
それは造園業にも通じるものがありました。



13(竹中大工道具館のプレート)
艶消しステンレスの看板に植木の緑が映えていました。

外国人にも有名な竹中大工道具館。
先日(H30年3月17日)石井大臣が視察され、日本の木造建築の技が広く知られるきっかけにもなったそうです。
http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_006201.html
地元、兵庫県でもまだまだ知らなかったという人も多いようです。
閉館は4時30分。駆け足のように見て回りました。
個人的には、もう一度じっくり観に行きたいと思っています。
14(ロビーでいただいた竹中大工道具館のパンフレット)

皆様も神戸方面に行かれた際は、ぜひ一度お出かけになってみてください。
山崎造園のホームページへ

行くきっかけになったのが、神戸新聞の記事でした。
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世界的旅行サイトで人気全国2位『竹中大工道具館』
(2018/8/25 11:40神戸新聞NEXT)

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201808/0011575978.shtml
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この博物館は、もともとあった中山手(神戸市中央区)から移転して、現在の場所にリニューアルオープンしたそうです。
新神戸駅から徒歩約3分。

1(博物館入口)
森のような木々に包まれた一帯が目に入りました。
2(館内入口)
ゆるやかなカーブのアプローチです。

ガラス張りの近代的な外観と木の温かみが融合した立派な建物です。

3(一枚板の重厚な入口の扉)
外国人の方々が次々に来られていました。
4(建物の軒(のき))
入口の大きな木製の扉も素敵でしたが、出入りする方が興味深く見入っていたのは、屋根から垂れ下がった鎖 (くさり) のようにつながっている樋(とい)でした。

※これは鎖樋(くさりどい)といいます。
簡単に言うと、屋根に流れる雨水を集めて地上に導く垂直の仕掛けです。
近代的なデザインの中に、和の風情を感じました。
5(鎖 (くさり) からの雨水の受け皿)
水はねを防ぐ石と、鎖 (くさり) から流れるしずくの音も楽しめました。

6(木の香りが漂う館内、展示スペース)

館内の撮影もOKで自由に撮っていいそうです。 SNS・ブログへの投稿も許可をいただきました。
地上1階、地下2階は、大工道具や構造展示物スペースです。

7(道具の展示)
道具の形やサイズが、こんなにも種類があることに驚きでした。

8(巨大な鉋(かんな)と鉋くず)
中国とヨーロッパの大工道具が展示されていました。
柔らかい木を使う日本と、硬い木を使う海外では大工道具の形も使い方も違うと解説がありました。
9(伐採の道具と切り口の展示)

その他にも、実物大の茶室の模型がありました。
骨組みだけの茶室の中に入って中の構造も見れました!!
奥のコーナーでは 北山杉の展示もありました。
数寄屋大工の技、数寄屋造りの行程をくわしくみることができました。
「台杉」についての解説も興味深かったです。
10(和の伝統美を感じさせる茶室と中庭)


敷地内にある茶室「一滴庵(いってきあん)」は、数寄屋大工による設計施工の茶室だそうです。


茶室の庭には、必ず手洗いとして使う手水鉢があります。

11(1階ロビーの展示室から見える茶室)
今回は、茶室見学できませんでした。(一般特別公開は、春と秋にあるそうです。)
12(本館の奥 休憩スペースに向かう通路と坪庭)

お庭を眺めながらちょっと一息。

伝統を受け継ぐ確かな技術と感性。
それは造園業にも通じるものがありました。



13(竹中大工道具館のプレート)
艶消しステンレスの看板に植木の緑が映えていました。

外国人にも有名な竹中大工道具館。
先日(H30年3月17日)石井大臣が視察され、日本の木造建築の技が広く知られるきっかけにもなったそうです。
http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_006201.html
地元、兵庫県でもまだまだ知らなかったという人も多いようです。
閉館は4時30分。駆け足のように見て回りました。
個人的には、もう一度じっくり観に行きたいと思っています。
14(ロビーでいただいた竹中大工道具館のパンフレット)

皆様も神戸方面に行かれた際は、ぜひ一度お出かけになってみてください。
山崎造園のホームページへ
