2017.01.19 17:54|季節の花|
マツの葉っぱが茶色く枯れているというご相談を聞き、現地に伺いました。
症状をお聞きすると、秋くらいから枯れだし数か月間この状態が続いている-ということでした。

お年を召され日頃の管理が充分にできなくなり、根元には低木が成長するばかりで・・・。今に至っているそうです。
枯れた葉を見たときは、葉ふるい病(はふるいびょう)かと思いましたが、
※葉ふるい病は、松葉枯れ病の一種で、
アカマツ、クロマツなどのマツ類や針葉樹の葉に発生する病気です。葉をふるい落としたように落葉します。
夏から秋に発症し、針葉に小さな斑点(はんてん)が見られるようになりますが、秋から冬にかけては進行せず、翌春ごろから急速に落葉し始め・・・5~6月頃にもなると病葉は枯死し、葉がほとんど落ちてしまいます。
症状は赤斑葉枯病(せきはんはがれびょう)と似ていますが、落ちた葉に黒い楕円形の横線が多数みられるのが「葉ふるい病」の特徴です。
葉ふるい病は、カビの感染により起こります。松くい虫といわれるマツ材線虫病の症状と違って、急激に枯死することはありません。木の勢いがおとろえて弱った木に発生しやすい病気です。
このマツは特に内側の葉が枯れている状態でした。

枯れ葉や落葉を取りルーペなどで葉の状態をみたものの、カビの痕跡さえ見当たらなく、松ふるい病やマツ枯れを発症するカビ病ではないようです。
マツが枯れる原因は、害虫や伝染病の他に、根詰まりなど用土の状態がよくなかったり、根が弱り充分に水が行き渡っていないことが原因で枯れることもあります。

何年も剪定しないままでは葉が茂り、内側に日が入らなく風通しが悪いと内部の葉が枯れていきます。
今の状態は放置にちかく・・・、

枝の間に葉が溜まってしまい・・・
痩せ土でも育つといわれるクロマツ(黒松)ですが、生育環境の改善を提案しました。
ご依頼主様も共感してくださり、マツの樹勢が弱っているとシミジミおっしゃっていました。
樹勢回復のためマツの周辺や根周りを清潔な環境に整え、内側にも日が当たるように風通しを良くし、これからは庭師によって施肥や手入れなど定期的な管理を行って樹勢を強めていきます。
幹を見ると(おやっ?)これはコモ巻きですよね?~という話しになりました。

手入れが十分でないマツに、せめてもの補いにと・・・、一年前に付けられたそうです。
手作りのコモでした。
マツへの想い、。(′▽`o優しさがじーんと伝わってきました。
松の幹にコモを巻く風習は今でも行っているところがあります。
コモの中に入って越冬する幼虫を集めて焼却する方法です。
(でも!、1年前、、?)コモ巻きはそーいうものじゃないこともきちんとお伝えしながら(笑)、今後の管理方法をいっしょに立てられ、伺った時は沈んでらしたご依頼主様がどんどん笑顔になってくださったことも嬉しく思います。
松にコモを巻く風習、詳しくは
マツ(松)の手入れ を見る

松の剪定や枯れ松のご相談など気になることがありましたらお気軽にお声掛けください。
クロマツ、アカマツ、ゴヨウマツの剪定・手入れを行っております。
山崎造園のホームページへ

症状をお聞きすると、秋くらいから枯れだし数か月間この状態が続いている-ということでした。

お年を召され日頃の管理が充分にできなくなり、根元には低木が成長するばかりで・・・。今に至っているそうです。
枯れた葉を見たときは、葉ふるい病(はふるいびょう)かと思いましたが、
※葉ふるい病は、松葉枯れ病の一種で、
アカマツ、クロマツなどのマツ類や針葉樹の葉に発生する病気です。葉をふるい落としたように落葉します。
夏から秋に発症し、針葉に小さな斑点(はんてん)が見られるようになりますが、秋から冬にかけては進行せず、翌春ごろから急速に落葉し始め・・・5~6月頃にもなると病葉は枯死し、葉がほとんど落ちてしまいます。
症状は赤斑葉枯病(せきはんはがれびょう)と似ていますが、落ちた葉に黒い楕円形の横線が多数みられるのが「葉ふるい病」の特徴です。
葉ふるい病は、カビの感染により起こります。松くい虫といわれるマツ材線虫病の症状と違って、急激に枯死することはありません。木の勢いがおとろえて弱った木に発生しやすい病気です。
このマツは特に内側の葉が枯れている状態でした。

枯れ葉や落葉を取りルーペなどで葉の状態をみたものの、カビの痕跡さえ見当たらなく、松ふるい病やマツ枯れを発症するカビ病ではないようです。
マツが枯れる原因は、害虫や伝染病の他に、根詰まりなど用土の状態がよくなかったり、根が弱り充分に水が行き渡っていないことが原因で枯れることもあります。

何年も剪定しないままでは葉が茂り、内側に日が入らなく風通しが悪いと内部の葉が枯れていきます。
今の状態は放置にちかく・・・、

枝の間に葉が溜まってしまい・・・
痩せ土でも育つといわれるクロマツ(黒松)ですが、生育環境の改善を提案しました。
ご依頼主様も共感してくださり、マツの樹勢が弱っているとシミジミおっしゃっていました。
樹勢回復のためマツの周辺や根周りを清潔な環境に整え、内側にも日が当たるように風通しを良くし、これからは庭師によって施肥や手入れなど定期的な管理を行って樹勢を強めていきます。
幹を見ると(おやっ?)これはコモ巻きですよね?~という話しになりました。

手入れが十分でないマツに、せめてもの補いにと・・・、一年前に付けられたそうです。
手作りのコモでした。
マツへの想い、。(′▽`o優しさがじーんと伝わってきました。
松の幹にコモを巻く風習は今でも行っているところがあります。
コモの中に入って越冬する幼虫を集めて焼却する方法です。
(でも!、1年前、、?)コモ巻きはそーいうものじゃないこともきちんとお伝えしながら(笑)、今後の管理方法をいっしょに立てられ、伺った時は沈んでらしたご依頼主様がどんどん笑顔になってくださったことも嬉しく思います。
松にコモを巻く風習、詳しくは
マツ(松)の手入れ を見る

松の剪定や枯れ松のご相談など気になることがありましたらお気軽にお声掛けください。
クロマツ、アカマツ、ゴヨウマツの剪定・手入れを行っております。
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