街路樹のイチョウもすっかり色づきました。
街路樹(がいろじゅ)は、環境に強く景観が美しいイチョウやサクラ、クスノキなどの他、少し背の低いサザンカやツツジなどの中低木が使われ、四季の移り変わりを身近に感じさせてくれます。

姫路駅前(大手前通り)のイチョウ並木です。
国土交通省の調査によると、日本全国の街路樹は675万本あり、一般国道、主要道の街路樹に植えられている木の種類は、
1位・イチョウ(57万本)、 2位・サクラ(49万本)、 3位・ケヤキ(48万本)で、
「イチョウは大気汚染に強く、丈夫な木なので、都会を中心に街路樹として日本一多く植えられています。」
(2007年調査結果)とありました。
兵庫県の市内に植えられている街路樹(高木)で一番多いのは、兵庫県の県木でもあるクスノキが1位、以下上位はケヤキ,イチョウ,サクラ類,トウカエデとなっています。
街路樹は街の景観形成に重要な役割を担っています。

JR姫路駅からお城に向かって歩くと、ガラスに映るイチョウに足がとまりました。
「姫路信用金庫 駅前支店」のビルです。

逆光の木漏れ日で見るイチョウの輝きも絵になりますが、窓ガラスに映るイチョウも良いものです。
近年、街路樹をめぐる話題がテレビや新聞紙上などでも取り上げられることも多いです。
中でも「五輪をめぐり樹齢100年の街路樹300本を伐採」の記事は、
~樹齢100年のイチョウの大木に、突然「樹木撤去のお知らせ」が貼られました。~
数々のメディアに取り上げられています。 つづきを読む
我が宍粟市には、葉っぱにギンナンの実が付く オハツキイチョウ(お葉付きイチョウ) があります。
宍粟市の天然記念物に指定されています。
イチョウ 詳しくは
イチョウ並木の景観・植栽、イチョウの実(ぎんなん) を見る

イチョウは剪定にも強い木ですが、幹の近くから切断するような強剪定を続けていると樹形が乱れたり樹勢が弱まったりする事例も多くあります。
イチョウの成長にお困りの際はご相談ください。
山崎造園のホームページへ
