2013.07.31 00:08|趣味|

YAMAHA DW-4CS
このギターは私が初めて買ったアコースティックギターです。
たぶん20歳ぐらいだったかな?今よりももっとアコギの良し悪しが解らなくて、とりあえずアコギが欲しくて安いこのギターを選びました。
当時、弦高が高いのに調整方法がわからず
『なんて弾きにくいギターなんだろう?そして何でこんなに音が気に入らないんだろう』
こんな感想を持って全然楽しくなりませんでした^^;
でもこの鳴らないギターのおかげで遠慮なく、いろいろ実験もできましたよ^^
・ナット・サドルの牛骨化
・その加工方法
・弦の種類と特徴
・トラスロッドの調整方法
・ブリッジピンの牛骨化
おかげでなんとなくアコースティックギターの調整方法が理解できました^^
実はこれ、友達のK君に譲りました。しばらく気に入って使ってくれていたのですが弦交換の際にビビりが出たので、他の知り合いに調整を頼んだらもっと音詰まりが出て困った所で元の所有者の私に見て欲しいと持ってきてくれました。
ざっと見ると
・ネックの逆ぞり(調べると図解入りであります。)
・弦交換
以上が必要でしたので今回私流に調整です。

↑トラスロッドを緩めて軽い順ぞり状態にもっていきます。古い弦を張ったままで回すとわかりやすいです。逆に逆ぞり方向に回す時は弦を完全に緩めて回した方が作業しやすいです。
弦は今回、エリクサーのカスタムライトを張りました。コーティング弦なので長持ちします。錆ませんからね^^
所有していた時から気に入ってなかったサドルもブリッジにぴったりのサイズに改めて作り直します。

↑いつものようにサンドペパー600番から1000番を使います。この辺りは結構作ったのですぐにできました^^

↑バラしついでにネックからボディーまでレモンオイルで磨きました。
以上で音詰まりも解消。プレイヤビリティも確保できました。
早速K君に渡すと非常に喜んでくれました^^
譲って半年のこのギターですが、すでにK君の癖が出ていました。使ってくれる事が嬉しいです。
なんだかんだで一番手をかけたギターですからね。
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